Hyper‐Raman spectroscopy of alcohols excited at 532 nm: Methanol, ethanol, 1‐propanol, and 2‐propanol

532 nm励起による4種の液体状態のアルコールからのハイパーラマスペクトル

Masanari Okuno*

in Journal of Raman Spectroscopy

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単純な構造を持つアルコール分子のハイパーラマンスペクトルを世界で初めて報告しました。バンドを帰属するとともに赤外吸収(IR)スペクトル・ラマンスペクトルと比較し、それぞれとの相違を議論しています。ハイパーラマンスペクトルはIRスペクトルとの類似性が非常に高い一方、OH伸縮振動の強度および波数が異なることがわかりました。1064 nmの励起光を用いていた以前の論文ではアルコールのハイパーラマン信号は得られなかったのですが、今回532 nmを励起光にすると非常にきれいなスペクトルが取得できました。単著はこれでひと段落…

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