2011年も残すところ後2日となった。構内は静まり返っているが、本日も松永研内のクリーンベンチや遠心機が稼働し実験が行われており、朝から研究ディスカッションも実施した。
自宅で200枚以上の年賀状を書き終えて、今年も感謝の一年だったことを改めて痛感した。4月の研究室開設以来、松永研を軌道に乗せようとがむしゃらに研究してきた。松永研メンバー、理科大の先生方、共同研究者の助けにより、新プロジェクトは始動し、既に新発見がいくつかあった。研究者人生の中で、もっともパワーを使い、未来を見据えて毎日を送ることができた一年であった。
12月27日に行われた忘年会では印象に残るメンバーの言葉があった。
「大学4年生の中で今が一番充実しています。」
「設立されたばかりの研究室を希望することは一種の賭けだったのですが、私はその賭けに勝ちました。」
大学で研究室を運営している者にとって最高の言葉である。松永研ポリシーを一人一人が自分の言葉で受け止めて、日々実践したからである。
共同研究者の一人から、以下のような言葉ももらった。
「松永さんと共同研究できたおかげで、自分の研究も活性の高い位置にキープすることができました。」
有り難い言葉である。これからもWin-Winの関係で質の高い共同研究を展開していきたい。
本年もお世話になりました。皆様、良い年をお迎え下さい。
2011年12月30日 松永PI記