リモートセンシング学会/評価・標準化研究会
- ALOS災害観測データの精密幾何補正(オルソ補正を含む)
- 本研究会の提言を実現するために、弘前大学(飯倉および丹波研究室)では、本年3月に公開された標記のすべてのシーンを全自動(評価やクイックルック作成を含む)で処理しました。提言については2007年度ポスターもご覧ください。
- 複数の地点で位置ズレを評価した結果により、精密幾何補正後の画像の品質をレベルA〜Dに分けました。個々のシーンの評価についてはこちらをご覧ください。
- レベル 評価地点 位置ズレの標準偏差 AVNIR-2 PRISM PALSAR
- A 15以上 10m以内 42 12 90
- B 5以上 20m以内 25 10 39
- C 5以上 なし 43 0 16
- D なし なし 96 41 17
- レベルA,Bの画像についてクイックルックを作成しました。解像度を100m(PRISMは
50m)に落としてあります。GeoTiffなのでお手持ちのソフトで地図と重ねてチェックすることができます。
- 高解像度のデータをご希望の方は、飯倉までお知らせください。
- 処理の内容については、2008年度ポスターおよび第50回学術講演会論文集pp.39-42をご覧ください。
- 今回の公開を認めていただいたJAXA,RESTEC,PASCOの関係者の皆様に感謝いたします。