狂ATORS file No.9

都市工学

杉山琴美

立ち止まるための工学で、水を思考し続ける

この世界で一番大事なものを考えたとき、高校生の杉山さんにとってそれは「水」だった。
その後、水と権力の関係に興味を惹かれた杉山さんは、文系から進路を変えて水ガバナンスの研究をしている。
全ての人が生きるために重要な資源だからこそ、誰もが水にアクセスできる必要がある。
それは、日本に住む私たちにとっては当たり前だが、途上国の市民にとっては、まだそうではない。一方で、途上国では、日本では見られないようなSNSを活用した水道事業のサービス形態など、新しい発展の可能性も秘めている。
何も考えなくても水が使える世界で、改めて水の大切さについて考える。
工学はその足を止めるきっかけになれるだろうか!?

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