研究室旅行
研究室旅行はコロナ禍で2020年以降中断しています
研究室旅行(平成31年月7月7−8日)
今年はERATO終了後、人数が減ったラボで、研究室旅行。恒例のサロンバスで、乗ったとたん朝9時に乾杯〜。めざすは箱根、そして湯河原と御殿場。天気は雨模様で残念ながら富士山見えず。でも今年はとても知的で教養あふれる企画満載。最初は彫刻の森美術館。相変わらず空間設計は素晴らしい。まずは、視覚の鍛練です。次はガラスの森美術館、思いもかけず、ベネチアグラスをバックにミニコンサート、聴覚の鍛練です。そして、サンドグラス体験、さすがみんな研究者、自由気ままにデザインをいれてしまう。手先の触覚の鍛練です。そして箱根から湯河原にくだり、海をみながらの温泉で教養あふれた1日の頭を癒す。夜は恒例の新人芸。これまた知的度99%の芸に感銘をうける。飲み過ぎは約一名で、トラブルなく就寝。次の日はキリン御殿場蒸留所でウイスキー作りについて勉強、休館日なのに開けていただき、一般人立ち入り禁止の熟成庫にも入らせていただいた。10階建てスケールの圧巻の香る貯蔵庫にみんな圧倒される。そして待ちに待った富士山麓の試飲。昨年くらいにコンセプトを変えたらしく、とても美味しくなっている。羊羹とのマリアージュがいいらしい。じっくり嗅味覚の鍛練。最後は御殿場アウトレットで楽しんで終了。五感が鍛えられ、東大総長の言葉「卓越した研究者」になるために「知の集積」にふさわしい研修旅行になりました。
研究室旅行(平成30年月7月8−9日)
恒例の研究室旅行。「同じ釜の飯を食う」という日本ならではの文化。英語圏にはそういう文化はないが、アフリカには「早くいきたければひとりでいけ、遠くに行きたければみんなと一緒にいけ」という諺があるらしい。なんとなく近い意味で日本らしい。異なる背景をもつひとが集まることによる相乗効果はよく言われることだが、研究室がある共通の価値観でまとまって進むことが日本らしい研究につながるときがある。ということで、今年は富士五湖から山梨への旅行。いつもの通りサロンカーで、右に競馬場、左にビール工場を見ながら朝から乾杯〜。まずはそば作り体験。「10年後はこの村はないよ」っていう女将さん。いやいやこういう素晴らしい秘境はぜひ維持させたい。そして、森の水族館。富士のすき透る水だからこそできる美しい鮎の水槽。そして、世界遺産の忍野八海、ここも水が綺麗。でも観光客の8割は外国人。宿は河口湖畔で夕食はなかなかのクオリティ。昨年のリベンジだ。夜のコンパは、数年前に訪問した中伊豆ワイナリーから独立した松岡さんのドメーヌポンコツシリーズで乾杯。素晴らしいワインだ。そして恒例の新人芸。今年は部活などで人数が少なめだったが、研究室ゼミをネタに最高のクオリティ!夜も更けて湖畔で花火。青春時代を思い出すなぁ〜。次の日、まずは桃狩り。桃は果物の中でも一番無駄が多いらしい。一年分の桃を食べる。そして今年のワイナリーはキザンワイナリー。高学歴を持つ土屋ご夫婦が日本一のコスパのワインを作る。今や日本ワインブームだが、その草分け的な家族経営のワイナリー。土屋夫妻の哲学が入った話にみんな真剣に聞き入る。今年もまた実りのある「研修旅行」でした。
研究室旅行(平成29年月6月25−26日)
今年の研究室旅行は秩父から山梨である。残念ながら今年のバスは4年連続同じとはならず、出発時も大雨。晴れ男か晴れ女がいなくなったのか?と思いきや、最初のスポットの川越宿場では雨が上がる。コエドビールの生が置いてあり、思わず朝からビールで乾杯である。そしてランチは長瀞川べりで恒例のバーベーキュー。チャーコールではなくて木の破片を渡される。火はつくのか!?ここではバーベキュー奉行E君が活躍して無事に着火。煙まみれになりながら冷えたビールと肉とで満喫。そして食べた後は川べりでだらだら。次のスポットは橋立鍾乳洞。若干物足りなかったが、鍾乳洞全体が一枚板になっていることにはびっくり。そして、宿へ。M本の湯という元相撲取りの宿であるが、チェックイン時に食堂が見えてなんか嫌な予感がする。それは的中して、夕食はなんと合宿食、しかもレベルは滅多にないくらいの低さ。話が違う、とフロントへ、、しかし対応が悪い。旅行会社にも連絡がつかず、結局、翌日、旅行会社の勝手な判断ミスと、宿のクオリティーの低さが相乗効果を呼んだものとわかる。旅行会社の全責任ということで後で交渉の結果一部返金された。とはいえ、楽しい旅行のはずが、、、。しかし、夜の恒例の新入生の芸で盛り上がる。翌日は、昇仙峡でほうとうを食べる。これがとても美味しい!ようやくみんなに笑顔が戻る。そして、恒例のワイナリーツアー。今年は7年ぶりにサントリーの登美の丘。渡辺醸造長の案内で日本ワインのレベルの高さを知る。今年はいろいろハプニングがあったが、これも旅行の醍醐味。新入生の幹事I君が頑張ってくれました。
研究室旅行(平成28年月7月3−4日)
なんと、今年のサロンバスの運転手は3年連続のSさん!Sさん曰く、恣意的ではなくて、たまたま。こんな偶然もあるのだなあ。やはり縁というものは大切にしたい。研究室に入ってくるみんなもお互い縁がある人達だ。さて、今年の研究室旅行(研修旅行?)は鬼怒川温泉である。バスに乗った瞬間に、後ろのサロンでビールの缶をあける音がする。毎年恒例だ。幹事が旅程を説明して順調にスタートというところであったが、バーベキューで食べるはずだったスイカを低温室に忘れたことが発覚。幹事のI君のとっておきのイベントだったらしく、かなり落ち込んでいたが、まあこんなこともある。そして向かったのは鬼怒川沿いのバーベキュー場。日差しは強いが、まだまだ冷たい鬼怒川から舞い上がる空気の清涼感が気持ちいい。何人かの自称バーベキュー奉行が張り切って炭に火をつける。大量の肉と野菜でみんな満喫。そして、鬼怒川ライン下り。数年前に水上でやったラフティングとは違って、穏やかな川面を優雅にすべる王様ライン下りを楽しむ。そして、おやつには、かき氷にキュウリにと夏らしさを楽しむ(ノナジエノールが嫌いな約1名をのぞいて、笑)。時間厳守を掲げている研究室らしく、全てon timeで旅程は進み、鬼怒川温泉には定時到着。温泉と夕食を楽しんだあと、恒例のコンパでの新人芸。今年はPCを使った映像芸?からはじまり、生出演が少ないのかなぁと思いきや、S君の女装、Tさんの改変七変化芸、そして滞在中のXavierと王さんも交えた催し物芸で大受けして、最後は恒例のキュウリ芸で締めくくり。そして、二日目はまずは足尾銅山見学。われら研究室の初代教授鈴木梅太郎先生は、東大農芸化学の古在先生とともに足尾銅山の調査に参加したということで、われわれにも縁のある場所。そして、宇都宮餃子を堪能したあと、恒例の醸造所巡りは、今年は惣誉酒造で日本酒造りを学ぶ。日本酒作りの原点ともいえる生酛造りにこだわる東大出身の社長から、試飲をしながら講義を受ける。今年もがっつりの研修となった。帰路は、盛夏を思わせる凄まじい雷雨のなか高速を走り、無事に弥生に到着。10ヶ月滞在したXavierの最終日でもあり、最後にみんなで別れを惜しむ。さあ、また研究だ。
研究室旅行(平成27年月7月12−13日)
今年の研究室旅行は、千葉は房総半島。サロンバスが到着してみると、なんとバスの運転手は去年と同じおじさん!こんな縁があるもんだ。さて、今年は遅刻者もいなく、予定より15分早く30名を越える大所帯で出発。すると、後部のサロンではすぐにビールを開けるいい音がする。最初のスポットは海ほたる。気持ちいい海風が吹いている。そして次に目指したのはマザー牧場。家族連れが多いが、ジンギスカンから始まって、美味しいソフトクリームと珍しい動物達でみんな満足。その後、小泉酒造を見学後、CMで有名な鴨川三日月ホテルに到着。海にいくひと、スパにいくひと、温泉にはいるひと、みんなそれぞれ夏の房総を満喫。台風の影響で海は荒れ気味だったが、気持ちいい夕暮れ。そしてコスパ高い夕食のあと、お待ちかねの宴会。今年も気合いが入った芝居が披露された。テーマは生物化学研究室ならではので「体臭」。新人それぞれのキャラをうまく活かしている。そして、笑点を模した芝居も大受けした。生きのいい今年の新人達がどんな仕事をしてくれるか研究面でも楽しみである。そして次の日は、鴨川シーワールド。水族館と動物のパーフォーマンスに30人の科学者達は興味津々。午後は、恒例のワイナリーツアー。今年は千葉県唯一の斉藤ワイナリー。大きな観光バスが乗り付けたのは初めてではないかと思うくらいの小さな家族経営のワイナリーである。でも実は1930年創業の歴史があり、いまだに当時の道具を使ってワインを仕込む。絞ったワインを重力で流す先の地下蔵はまるで防空壕のようである。そして、無農薬、酸化防止剤無添加の純粋自然派ワインは身体に染み入る美味しさである。そんな伝統的なワイナリーをこれから背負っていくというまだ20代の若き女性醸造家の斉藤雅子さんが案内してくれた。いい葡萄を作り美味しいワインを造りたいという意欲は、いい研究をしていい論文を書きたいという意欲と似ているなと思う。どちらも頭と身体を動かさないとできないこと。研究室旅行が研修旅行になった瞬間である。
研究室旅行(平成26年月7月13−14日)
今年の研究室旅行は草津・軽井沢。台風が去って天気が不安定ななか、いつものサロンバスで出発。今年は総勢36名。サロンではさっそく宴会が始まる。昼食は、こしがしっかりしている水沢うどんを賞味して、いざ草津温泉へ。賽の河原をみんなで散策したあと、早速町営の湯へ。草津の湯は熱いが身体にしみいる感覚が気持ちいい。湯が熱いのでうまれた「湯もみ」という伝統をみんなで鑑賞する。めだちがりやの2人のM1が湯もみ体験をして満足そう。その後、三々五々に宿に向かう。今年の宿泊先はアミューズメントが充実しており、夕食の前にみんなでボーリングなどを楽しむ。夕食はこの値段でいいのか!と思うほど豪華で美味しくお腹いっぱいになった。ひとり名物カメラマンNが自写している(笑)。さて、お待ちかねの宴会芸。今年は芝居経験のある卒論生が「梅太郎」ならず「桃太郎」を題材に熱演。突然、ワインの話になり、昨年の研究室旅行のワイナリーでもらってきた「臭い」ワインを開けてみる。なんと、1年たったら硫黄臭が消えていてとても美味しくなっていてみんな吃驚!さて、話しは芝居に戻る。桃太郎は順調に仲間を増やし、いよいよ鬼退治というところで、綺麗なお姉さんが出現してムチを振り回す!観客から呼ばれたNカメラマンが気持ちいいらしく「もっともっと」と懇願する(笑)今年も素晴らしい芝居でみんな大満足。そのあとの七変化芸もレベルが高く、なかでも「きゅうり芸」は伝統になってきた。W杯決勝が明け方にあったので、ほぼ完徹組がけっこういた。そして迎えた朝、天気もよく、軽井沢へ向かう。軽井沢では自転車で散策したり、優雅に万平ホテルでロイヤルミルクティーを飲んだり、みんなそれぞれ楽しく過ごす。そして、今年のワイナリーは庭が綺麗なヴィラデストワイナリー。小さいながらも、国内でトップクラスの評価をうけているワイナリーである。京大農芸化学出身の栽培醸造家が、静かにそして熱く語る姿にみんな感化されたようだ。試飲では、ヴィラデスト自慢の5種をパテやチーズとともに堪能した。そして東京へ。今年も実りたくさんの充実した研究室旅行でした。
研究室旅行(平成25年月7月21−22日)
今年の研究室旅行は伊豆。4月からERATOメンバーが増えて、なんと総勢33人というこれまでで最大人数の旅行である。「もっこりタケノコ観光」のサロンバスに乗って出発。東名海老名PAではいい大人達が水のかけっこ(苦笑)。沼津では美味しい海鮮を堪能し、歴史のある伊豆・三津シーパラダイス水族館へ。ここでも、いい大人達がちびっこに混じってイルカと水遊び(苦笑)。そのあと海で泳ぐ&遊ぶ。残念ながら富士山は見えなかったが、夏を満喫。宿は伊豆長岡温泉、ちょっとさびれている温泉街だが、遊技場や射撃など懐かしい風情のある街である。恒例の「芝居」は、ぴちぴちの卒論生達のなかにERATOのおじさん&おばさん達が混じって白熱の演技を披露!素晴らしいの一言!これを残さなければもったいないと、人物アップ取りが得意な新村カメラマンがビデオにおさめる。夜は3時まで七変化芸で盛り上がる。ここでも、いい大人達が肌を触れ合ってじゃれあっている(苦笑)。そして翌日は、恒例になりつつあるワイナリーツアー。今年は、チャペルがあるおしゃれな中伊豆ワイナリーにいく。醸造責任者の松岡さんのユーモアとワインへの熱意が入ったトークにみんな引き込まれる。試飲は未販売のものを含めて、とてもわかりやすい飲み比べ。前日の迎え酒なのに、スルスルと喉を心地よく通ってしまう、さすが日本ワイン。午後は修善寺を散策して、ほっと一息。天気にも恵まれて、大所帯となった研究室に一体感がうまれた。これからますます研究室のアクティビティがあがるに違いない。
研究室旅行(平成24年月7月29-30日)
今年の研究室旅行は水上温泉。なぜ水上温泉かというと、是非、ラフティングをしようということらしい。水上の利根川のラフティングやバンジージャンプは有名だ。今年の旅行も去年と同様に暑い暑い暑い。恒例のサロンバスで大学を出発。いつもは乗り込むと同時に宴会がはじまるのだが、今年は、ラフティング組は禁酒である。予定よりも早く水上温泉に到着し、ラフティング組と温泉組にわかれる。夏の利根川は水量が少ないため、ラフティングだけでなく、岩からの飛び込み等遊びながら川を下る。ラフティングはスポーツだと言われるように、身体をかなり動かす。水温は冷たいが、心地よい。一方、温泉組はといえば・・・コメントはできない(苦笑)。いずれにしても、その後、バーベキューで合流し、夜は宴会場で、恒例の新人達による芝居を鑑賞。卒論生4人と修士から入ってきた平澤君、そして博士研究員の堀尾さんの6人で熱演。6人でとても賢い感じの芝居。研究者としても有望かな。そして、夜は3時まで盛り上がった。翌日、午前中に、100日舞茸工場見学したあと、水上うどんを食べ放題。最高は金古君の7枚!その後、一路、足利のココファームへ向かう。ココファームは身障者によるワイン作りで有名なワイナリーである。髭のかっこいい醸造責任者の柴田さんの案内で、ワイナリー畑、蔵を見学、そして待望の試飲。美味しい!お土産屋さんもおしゃれでみんな満足。そして、大学に予定どおりの6時ぴったりに戻り、さすが幹事さん。うーん、遅刻が多い幹事さん達なのになぜか。。。身体を動かし、楽しく飲み、そして頭も動かし、伝統芸もできて、とても充実した研修旅行でした。
研究室旅行(平成23年月7月10-11日)
今年の研究室旅行は那須。梅雨明けて、日差しの強い、暑い快晴日。貸切サロンバスに乗り込んだ18名の研究室メンバーがまず向かったのは那須高原ビール工場。工場長曰く、高貴な女性にぴったりのスコティッシュエールなどを試飲し、異次元パワーをもったビンテージビール(現スタッフメンバーになった2009年もの)を購入。ところが、工場をでると、さっきまでの快晴が、なんとすごい夕立!雷が落ちるなか、ラスクのお店に避難。しかし、1時間ほどで雨はあがり、バーベキューをするワクワク広場到着。そこでは、イワナのつかみ取りにみんな熱中。N君が見事キャッチ。美味しいビールを片手に、バーベキューでグリル。肉も美味しい。幹事が仕入れた食材も最高。そして、茶臼岳麓の宿へ。温泉のあと、いよいよ恒例の芸の時間。去年に勝るとも劣らない素晴らしい劇が披露される。先程見事なイワナキャッチをしたN君がネタに(笑)。その後、カラオケを楽しんだあと、三次会へ。卒論M君のひとり一発芸、からぶりをしながらも熱演。お疲れ様でした。そして、二日目。花の香りを愛で、森林浴をしたあと、またもやビール工場へ(サッポロ森のビール園)。エーデルピルス、ドゥンケルなどを美味しく試飲。そして、最後はブルーベリーのアイスでしめ、嗅覚をやっている研究室にふさわしく、飲んでは食べてはの二日間でした。みんな寝たのは4時くらいだったはずなのに、最後の最後までバスのサロンではトランプで盛り上がり・・その体力が研究に活かされることを期待したいと思います。
研究室旅行(平成22年月7月16-17日)
新生の生物化学研究室としてはじめての研究室旅行。場所は山梨。サロン付きの貸切バスで農学部弥生を出発したのち、まず影絵美術館へ。視覚のトリックを堪能したのち、昇仙峡へ向かい、山梨名産のほうとうを嗅味覚で堪能。そして、昇仙峡の渓谷を散策したのち、サントリー登美の丘ワイナリーへ向かう。ワイナリーでは、生産技術長の渡辺さんに特別の見学をさせてもらう。最高峰の登美を試飲させてもらうなど、ここでも嗅覚礼賛。科学的な側面からワインの生産に打ち込む若手生産者渡辺さんに圧倒される。そして、石和温泉で疲れを癒す。夜の宴会では伝統の芸(というか芝居)を新入生が披露。それで終わったと思いきや、日付が変わったころ卒論生のO君がお腹抱え系の芸を披露、これはこれは前途有望(笑)。翌日は自由行動。そして桃狩り。同じ木になっている桃にもあたりはずれがありびっくり。最初から最後まで最高の天気で研究室旅行は無事にお開き。