社会活動
日本科学未来館メディアラボ(平成29年12月-30年5月)
日本科学未来館(お台場)のメディアラボで、匂いの展示「匂わずにいられない」を行いました。いろいろな匂いを嗅ぎながら、あまりよく知られていない嗅覚のしくみが理解できるという体験型展示で、子供から大人まで楽しめる企画です。嗅覚と遺伝子、香りと情動、香りの表現など、最先端の嗅覚研究の成果を紹介しました。また、研究に役立つ香りのアンケートをとりましたが、お陰様で5000人以上の結果が集まりました。5月19日には関連イベントとして「人の匂いって、なくなってしまっていの?」でアンドロイド研究者と対談をしました。
江戸川区子ども未来館(平成29年月8月3日)
江戸川区子ども未来館で、15名の小学生に対して、昆虫における匂いの役割、匂いに対する慣れ、匂いを混ぜて匂いを作る、の三つの体験と実験を行いました。ラボメンバーが、小学生でもわかる嗅覚に関するガイド本を作って、スライドを使ってわかりやすく説明しました。実際にサンプル瓶に入っている匂いを嗅いで見たり、カイコを手にとったりして、参加者みんな興味津々で楽しい時間を過ごしたようです。匂いの不思議を実感しただけでなく、実験や研究の面白さを知って、子どもさんたちが大きく成長するきっかけとなってくれたら嬉しいです。
サイエンスアゴラ(平成28年月11月3ー6日)
ERATOプロジェクトのアウトリーチ活動の一環として、9年振りのサイエンスアゴラ出展です。まず、「目からうろこ、においの不思議」と題したシンポジウムをおこないました。「においって何?その感じるしくみ」(東原)、「香りを味わうー食における香りの役割」(藤田)、「昆虫のにおいコミュニケーション」(江島)、「い愛しいにおい、病気のにおい」(白須)の4題で、シンポジウムのあとで、匂いや香りに興味を持っている人達から多くの質問をいただきました。ブースでの出展は、「匂いを足し算したらどうなる?」「嗅げる嗅げないの不思議」「匂いの交差順応って?」という3つのテーマで匂い体験をしてもらいました。多くの家族連れに来ていただいただけでなく、フジテレビのニュースで取り上げられるなど大変盛況に終りました。
JSTフェアー(平成28年月8月25ー26日)
JST主催の科学技術による未来の産業創造展(JSTフェア2016)で、ERATO東原化学感覚シグナルプロジェクトの研究紹介をおこないました。伊原助教が研究紹介の講演をおこないました。また、200人を越える産業界の方々に立ち寄っていただき、私たちの匂いプロジェクトの産業応用に関して、貴重なインプットをいただくことができました。
オープンラボ (平成22年月6月28日)
旧農芸化学には様々なバックグランドと技術をもった研究室が結集しているので、お互いにどのような研究と実験をやっているかを知り、横のつながりを持つことは、研究面および教育面で大変有益なことだと思います。そこで、今回、生物化学研究室にはどのような研究設備があり、どのような教育環境であるかを知ってもらうためにオープンラボをおこないました。当日は、80名近くの学生さん、ポスドク、スタッフの方々に来ていただき、夜の飲み会も盛り上がりました。
五感の学校「かおりの道」(平成20年6月29日、於、柏の葉アーバンデザインセンター)
地域住民向けの五感の学校ワークショップの一環として、井上尚子さんを中心とした香りに関するワークショップの企画に協力しました。親子連れ20組限定ということでしたが、応募人数も多く残念ながら参加できなかった親子もいたようです。内容は、くんくんボトルのほか、高砂香料の國枝さんにサンプル提供していただき、香りの足し算引き算、好き嫌いを行いました。また、今回初めての試みとして、香道に長けている大学院生の白須さんに香道のデモンストレーションをやってもらいました。お母様方は日本の伝統文化に興味津々、お子様方もその厳かな雰囲気にのまれて静かに観ていました。大成功でした。また、くんくんと親子の匂いをあてる、という新企画をやりましたが、子供はお母さんやお父さんをにおいでほぼ100%当てられるという結果になりました。親子の絆はにおいですね。(左から順に:パネルと香料展示の前で子供をひきつける飯田さん、くんくんボトルなんのにおい?、匂いの好き嫌いを説明する松田君、白須さんによる香道の講義にお子さんも夢中!、香りを嗅ぐ気品高い白須さん、鼻つまんだらどうなる?をやる永嶌さん))
日本科学未来館オープンラボ(平成20年3月20日、於、お台場/科学未来館)
科学未来館のご好意で、5Fのバイオラボイベント会場で、においや香りの大切さを伝えるワークショップ(高砂香料の國枝さん担当)とトークイベント(東原担当)、そして当研究室で行われている嗅覚受容体の匂い応答カルシウムイメージングの実地体験(大学院生によるデモ)を行いました。エイリアン展初日で雨だったこともあり、数百人の来場があり、大変盛況のうちに終わりました。最先端の嗅覚研究を伝え、においや香りに関する正確な知識をもってもらうために、このような地道な社会活動も大切だと思っています。(左から順に:トークイベント、入館者の相手をする加藤さん、においのアンケート、入館者の相手をする吉川君、においカルタ、香りの足し算・引き算)
サイエンスアゴラ(平成19年11月24日、於、お台場/国際交流会館)
JST主催のサイエンスアゴラに、くんくんWalk、匂いあてクイズ、匂いカルタ、セミナーなど様々な楽しい催し物をだしました。学生諸君が手伝ってくれました。(左から順に:くんくんWalkを統括する匂いアーティスト井上さん、匂いあてクイズをする小早川先生、サイエンスチャネルの取材を受ける、高砂香料國枝さんの匂いカルタを指導する松田君と阿部君、嗅覚のセミナー)
東大柏オープンキャンパス (平成19年10月26、27日、於、東大新領域生命棟)
一般市民向けに香りの体験コーナーをやりました。小学生が作るピノキオ新聞からも取材が来ました!(左:匂いの不思議を説明する永嶌さん、中:香りを嗅ぐピノキオ記者、右:香りを混ぜてみよう!をやるはがさんと渡辺君)
ラボが「NHK極める!」で紹介される
ラボが「NHKサイエンスゼロ」で紹介される
「おもしろ研究室」で紹介される
ラボメンバーがサイエンスチャネル「におい」、「フェロモン」にTV出演