第10回「第一次世界大戦直前のオデッサ:ウラジオストクとの比較」

UTCMES定例研究会のお知らせ

 第一次世界大戦の直前、オデッサの商業界はオデッサ港への自由港制の適用をロシア政府に働きかけていた。商工省もこの提案には前向きだったが、第一次世界大戦勃発のため計画は実現されずに終わる。
 本報告は、同時にウラジオストクでも自由港制導入の計画があったことに着目し、自由港制導入の案の背景にあるオデッサを取りまく政治的経済的環境を、ロシア極東方面と比較しながら論じる。そのことにより、当時のロシア帝国が置かれていた国際環境を浮かび上がらせたい。

報告者 左近 幸村
(新潟大学超域学術院 准教授)
日時 2013年12月7日(土)
15:30〜17:00
会場 東京大学駒場キャンパス 18号館4階
コラボレーションルーム 2
お問い合わせ 東京大学中東地域研究センター
03-5465-7724
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