低炭素社会を牽引する「アクアマテリアル」の開拓

水の材料科学

環境

研究内容(3)

前出のモレキュラーグルー(分子糊)の機能を活かして、粘土ナノシートを三次元的に貼り合わせることにより、重量の98%が水であるがプラスチックとして振る舞う次世代のハイドロゲル(アクアマテリアル)を開拓した。酵素を含有するアクアマテリアルは、水中での物質変換反応に利用できる。環境に負荷をかけない水を原料とする新しい材料の誕生である。

Nature 2009など