コンセプト

研究開発概要

少子高齢化が世界に先駆けて急速に進む日本では、「自分の健康は自分で守る、高齢者も社会を支える、新健康医療産業創出により国民総所得を増大する」という「自分で守る健康社会」への構造転換が急務である。「自分で守る健康社会」の実現には、入院や通院を劇的に削減する革新的予防・診断・治療システムの開発や、「家庭で健康に」過ごすための、科学的エビデンスに基づいた健康・医療指導サービス等を提供する新たなビジネスモデルの創出が必須である。本COIでは、医療情報の利活用を基盤として健康維持・向上へとつなげることを目指す。

本COIの特長は、以下の3点である。

  1. 最先端科学技術シーズを保有する医工薬理の各研究科と臨床ニーズを提供する附属病院を同じキャンパス内に持つこと。
  2. 規制・規格機関との密接なネットワークが確立されていること。
  3. 企業の開発リスクを低減できる出資資金を豊富に保有していること。 

これらの特長を活かし、アンダーワンルーフで産官学民の全てのステークホルダーが研究開発初期から対等に参加するオープンイノベーションプラットフォームの形成を促進することで、研究開発から社会実装までの時間とコストの大幅な削減を目指す。専任の企業出身者2名を推進機構マネジメントに配することで、社会実装の確度を上げていく。さらに、現有の参画企業に止まらない異業種間および他のCOI拠点との連携を活発化するための仕掛けとして、「健康長寿ループの会」を立案し、本COIにしか出来ないシックケアからヘルスケアへのシームレスな「繋ぎ」を実現するモデルを確立する。この東大COIモデルを全国に広げ、様々な規制改革への挑戦を行いながら、研究開発成果の社会実装を加速化する。

拠点全体概要図