東京大学原子力国際専攻 斉藤研究室

  • Selected as the cover art in J. Anal. At. Spectrum. 30 (2015)

斉藤研究室では、放射性廃棄物の地層処分の実現、放射性核種によって汚染された環境の評価・修復のために、放射性核種やその他の有害物質の環境挙動に関する研究を行っています。

環境中やバリア材料中には、核種と相互作用する様々な物質が存在しているため、核種がとりうる化学形は多岐にわたります。そのような核種が経験する反応をX線やレーザー光、そして,中性子などをプローブとして読み解き、モデル化していくことで、処分の安全評価に繋げていきます。また、このような研究を通して得られた知識・ノウハウを、福島第一原子力発電所事故由来の放射性核種や一般の有害物質の環境挙動に関する研究へと展開させていきます。

これからますます重要になる放射性廃棄物の問題、そして、原子力と環境の境界を活躍の場として、研究を行ってみたいという意欲的な学生さんの参加をお待ちしております。


当研究室で研究をしてみたい学生さんへ

気軽にコンタクトして下さい.研究室見学も随時受け付けています.原子力国際専攻の入試情報はこちらです(5/24 17:00~,6/3 15:00~からの入試説明会(対面,及び,on-line)に,当研究室も参加します).