high-throughput Screening

目的

私共は主にスクリーニング、カウンターアッセイのステップにおきまして物理化学測定を導入した支援を実施してきました。この支援活動を実施してきました中で、新たなニーズが見えてきました。 1つは、背景でも述べました標的蛋白質が多様化し、その取扱いに物理化学的な解析技術を必要とする場面が求められてきている、いわゆる物理化学的なターゲットバリデーションが重要であります。2点目は、これまで物理化学測定には主にSPRやITCを活用してきましたが、蛋白質の多様性に伴い、他の測定技術の導入が望まれております。そして3点目は、バリデーション、ヒットtoリード、そしてオプティマイゼーションstepにおいて、構造情報に基づく構造活性相関SARや、合成展開、インシリコ探索における定量的なin vitro評価として、物理化学解析のニーズが高まっております。 私共は、このような次のステップにおける物理化学的な支援を実施いたします。

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アプローチ

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SPR(表面プラズモン共鳴)によるヒットスクリーニング

化合物ライブラリーの中からヒット化合物を見つけ出す一次スクリーニングにおいて、 SPRのようなハイスループットなアフィニティー解析は大変有効です。 津本グループでは酵素阻害、蛋白質-蛋白質間相互作用阻害など多様なターゲット蛋白質に対する スクリーニングを実施しております。

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ITC(等温滴定型熱量測定)によるCompetitive測定

SPRのようなハイスループットなアフィニティー解析によりヒットした化合物が、 ターゲット蛋白質表面の狙った部位に結合しているのかどうか、また特異的に結合しているのかどうかを 知るための1つの指標として、津本グループではITC装置を用いたcompetitive SITE(Single Injection Total Exothermicity)法を取り入れています。 特異的なリガンド結合において観察される発熱(エンタルピー変化)をもとに、 リード化合物となりうる候補分子の選別(ヒットバリデーション)を行います。

AUTO-iTC 200 ITCのイメージ