夏学期火曜日1・2限目 分子生物化学U(担当:山口・山東)内
双方向型講義企画「研究室対抗・研究アイデア発案コンテスト」

第一回(2015/4/7)「新しい機能性の融合タンパク質を設計しよう」*
優勝:鈴木研究室「変異型Cas9を用いたピンポイント治療タンパク質」

3時間半の長い講義の息抜きとして軽い気持ちで始めた試みでしたが、各研究室のバックグランドが見える面白い提案が出て大変有意義でしたので、本講義のレギュラー企画にすることにしました。優勝の鈴木研、提案のレベルも高かったが、チームワークの良さも際立っていました。
(参加チーム:鈴木研, 山東研, 相田研, 長棟研, 岡本研, 津本研)

*10分程度で考えて発表し、拍手の大きさ(一人1回だけ)で優勝を決めました。

第二回(2015/4/14)「新しいタンパク質リフォールディング技術を考えよう」**
優勝:長棟研究室A「開閉型3D DNA Origamiを用いたリフォールディング技術」
準優勝:池内研究室「分子インプリントポリマーを用いたタンパク質安定化技術」

前回にも増して、さらに素晴らしい提案がたくさん見られました。研究室の威信をかけ、皆で熱心に相談している姿が印象的でした。あと、優勝の長棟研をはじめ、DNA Origamiを用いた提案が多かったように思います。拍手の大きさが甲乙つけ難かったため決選投票で優勝を決めましたが、惜しくも敗れた池内研、それに西林研、どちらの研究室も学部まで有機合成が専門の方がお一人での参加でしたが良い提案でした。参加してくれた皆さん、本当にありがとう。
(参加チーム:鈴木研, 山東研, 相田研, 長棟研A, 長棟研 B, 岡本研, 津本研, 西林研, 池内研)

**20分程度で考えて発表し、拍手の大きさ(一人2回、自分の研究室以外)で優勝を決めました。

第三回(2015/4/21)「新しいタンパク質の機能制御法を考えよう」***
優勝:池内研究室「感温性ポリマーを用いたタンパク質と基質の相対位置制御法」
ベスト4:
山東研究室「磁性微粒子を用いたin vivo受容体活性化技術」
津本研究室「低温変性タンパク質リンカーを用いた温度応答性スプリット酵素」
岡本研究室「リボスイッチ型リンカーを用いた小分子応答性酵素-阻害剤複合体」

今回も優勝を目指してどのチームも皆で真剣に議論してくれました。「これぞ化学生命工学専攻!」という合成分子とバイオ分子のハイブリッドが多かったと思います。どれも甲乙つけがたい提案だったため、ベスト4を一度選び、その中から優勝チームを決めました。前回準優勝で涙を飲んだ池内研究室、優勝おめでとうございます。今回も一人だけでしたが、妥協せずに最後まで「あと一捻り」を考え抜いたのが評価されたと思います。残りのベスト4のチームの提案もとても考えられていて感心しました。どれが優勝していてもおかしくなかったと思います。参加してくれた皆さん、本当にありがとう。皆さんの真剣さが、この企画を盛り上げてくれました。

ちなみに、担当教員二人の間では、「提案に各研究室のオリジナルの技術や考え方が出ているものが多いね」という話題になりました。皆さんが研究室で日々学んでいることは、これからも何かアイデアを創出する時の良い武器になりそうですね。それはとても素晴らしいことで、さらにそれを起点に広い視野も養っていきましょうね。では、きっと来年度以降もこのコンテストは続けると思います。お楽しみに。
  (参加チーム:鈴木研, 山東研, 相田研, 長棟研, 岡本研, 津本研, 西林研, 池内研)

***20分程度で考えて発表し、拍手の大きさ(一人3回、自分の研究室以外)でベスト4を選び、その中からもう一度拍手の大きさ(一人1回、自分の研究室以外)で優勝チームを選びました。