東京大学大学院 農学生命科学研究科 応用生命化学専攻
生物制御化学研究室
The Chemical Biology Laboratory

Concept

私たちの研究室では、植物ホルモンを中心とした植物体内の微量生理活性物質の化学的・生物学的な研究を行っています。具体的にはジベレリン、ブラシノステロイドやオーキシン、カロテノイドから派生してくるアブシシン酸やストリゴラクトンを研究対象としていますが、未知の新しい植物ホルモンの探索とその機能の解明研究も行っています。特にジベレリンに関しては、第二次世界大戦前から世界をリードする化学的研究を続けてきましたが、最近ではジベレリンの受容体解明に我々の生化学的研究の成果が大きな役割を果たしました。我々はこれまで培ってきた化学と生物学の成果を背景に、植物体に微量に存在する機能物質の活性発現機構の解明を目指しており、そのために分子生物学的な手法だけでなく化学的な手法も併せて用いています。

Information

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日本農芸化学会関東支部2023年度大会において修士課程2年の前田紗希さんが優秀発表賞を受賞しました。
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日本農芸化学会関東支部2021年度大会において修士課程1年の須藤瑠璃子さんが 優秀発表賞を受賞しました。
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学部4年生の奥村文乃さんが農学部長賞を受賞しました。
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2020年植物化学調節学会第55回大会において博士課程1年の平山遼太君が企業推薦賞を受賞しました。
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特任研究員の草島美幸さんが植物化学調節学会奨励賞を受賞しました。
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浅見忠男教授がNHK「サイエンスZERO 天然染料 藍の科学 抗ウイルスに農業革命も!?」に出演し、藍に関する研究が紹介されました。(2021年7月4日(日)午後11時半から、7月10日(土)午前11時から再放送予定。)
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日本宇宙生物科学会第33回大会において木村駿太さんが優秀発表賞を受賞しました。
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日本農芸化学会関東支部2019年度大会において修士課程2年の伊藤瑛子さんが 優秀発表賞(若手ポスター発表部門)を受賞しました。