越境水系に関する大学連合

2005年より、中山幹康教授を主導として東京大学が越境水系に関する大学連合(UPTW)に加盟しました。UPTWは国際河川に象徴される「越境水系(transboundary waters)」に関する研究を推進する大学の国際的な連合体であり、水のグローバル・ガバナンス促進を目的としています。UPTWの役割は、越境水資源に関する研究の分野で協力を強化することによって平和、環境保全、人間の安全保障を実現することです。具体的には、UPTWに加盟している大学の間で教育、情報提供、および共同研究などの活動を行っています。現在、UPTWには世界の五大陸から14の大学が加盟加しています。東京大学は、日本では初めてのUPTW加盟校です。

UPTWに加盟する日本の大学が存在しない頃から、日本の国際河川研究者はUPTWが主催する会議などには参加していました。例えば、2003年4月に米国・オレゴン州立大学で開催された国際ワークショップ"Stakeholder Participation in International River Basins: Models, Successes and Failures"には、中山幹康(東京農工大学教授・当時)と山口裕未(名古屋大学大学院生・当時)が参加し、連名で"Institutional Aspects of International Water Management: Involvement of International Organizations "と題した発表を行っています。

日本の国際河川研究者にとって、
UPTWは活動の幅の広がることを意味します。複数の加盟校が参加するセミナー、スタディーツアー、学会発表や出版などの活動が研究者間交流の基盤となることが期待されています。特に、UPTWの方針として今後はさらに若手研究者相互の連携を強化します。東京大学としても、それに向けて積極的な活動を行う予定です。



Universities Partnership for Transboundary Watersのページへ(英語)


イベント情報:

2006年2月9&11日 UPTWセミナー
2006年2月10日  国際シンポジウム「国際河川管理における交渉・対話・認識の役割」
於 東京大学本郷キャンパス山上会館



日本の研究者が関わったこれまでの活動:


2003年4月 
オレゴン州立大学ワークショップ
"Stakeholder Participation in International River Basins: Models, Successes and Failures"

中山&山口発表PPT(英語)は、以下のUPTWウェブサイトからダウンロードできます
http://waterpartners.geo.oregonstate.edu/past%20events.htm

写真:ディスカッション風景


2005年6月 
アジア工科大学(バンコク)でのUPTWワークショップ
"Governance of Transboundary Waters" 参加



写真:中山研究室の学生も発表



2005年8月 ストックホルムにてUPTW総会出席 

東京大学がUPTWの加盟校に!


写真:総会に出席したUPTWメンバー



Copyright: Mikiyasu Nakayama  Last Updated: 29 November 2005