Characterization of Secondary Structures of Model Polypeptides in Solutions with Hyper-Raman Spectroscopy
ハイパーラマン分光による溶液中のモデルペプチドの二次構造の評価

Tsung-Han Liu, Masanari Okuno

Journal of Physical Chemistry B

リンクはこちら

助教の劉さんの論文が掲載されました。おめでとうございます!
ハイパーラマン分光法で水溶液中のタンパク質などの二次構造を判別できるか?という研究で、モデルペプチド3種類の二次構造を変化させ、検証しました。
アミドバンドの強度比などから、ハイパーラマン分光法でも二次構造が判別可能であるという結論が得られました。
また、アミドIバンドが赤外&ラマンスペクトル中よりも、10 cm-1以上高波数に観測されることを発見しました。これはC=O結合同士の双極子相互作用に由来する、ノン・コインシデンス効果の表れだと解釈しています。

 

ページのトップへ戻る