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Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo

研究紹介Research

(1)蛋白質合成系の生化学       

大腸菌の蛋白質合成システムを精製された因子から再構築することに成功している(PURE system)。このシステムを用いて大腸菌の蛋白質合成系の生化学的解析を進めている。
また、酵母、ミトコンドリアのPURE systemの構築を進めている。酵母のPURE systemを用いて、不明の部分が多い真核生物の翻訳調節機構、とくにmRNA品質管理機構のメカニズム解析に取り組んでいる。ミトコンドリアの翻訳系のメカニズムの解析では、ミトコンドリア病などの疾患と関連づけながら進めている。

cell gree
PUREシステム

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(2)PURE systemを用いた人工細胞の構築      

大腸菌のPURE systemを用いて大腸菌のゲノム上の約4,000の蛋白質の合成を行った。また、より高次の構造体であるリボソームなどの超分子複合体や、ATP合成酵素などの膜蛋白質複合体が合成可能なセルフリー系の開発に取り組んでいる。これらのバイオシステムをBottom-up的に組み上げることで、バイオシステムの集積体である人工細胞の合成に挑戦している。
人工細胞
PURE systemを組み込んだ人工細胞

paper

(3)試験管内進化系による医薬プローブの開発     

抗体医薬品はこれからの創薬の中心となることが期待されているが、抗体の開発には膨大な開発費が必要である。PURE systemに基づいたリボソームディスプレー法は、こうした抗体医薬品の開発を加速する技術である。PURE systemで合成したヒトGPCRを用いて、リボソームディスプレー法より蛋白性医薬品の開発を進めている。

liposome
創薬を指向したリボソームディスプレー法

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