第7回 東京大学遺伝子実験施設テクニカルセミナー
PCR、フラグメント解析、シークエンス解析等々、様々な使用目的で核酸試料を調製する必要があります。核酸精製について日頃先生方が抱いている「なぜ」、「もっと・・・」を解消していただくため、今回は核酸試料の調製技術について原理や最新技術、留意点に関するセミナーを企画いたしました。皆様のご参加をお待ち申し上げております。
参加希望者は、seminar@gen.s.u-tokyo.ac.jpまで所属・氏名を事前に連絡願います。
記
日時: 平成19年7月27日(金) 15:00〜16:00 (1時間程度)
場所: 東京大学理学部1号館 2階201A号室
内容: シークエンシング用試料調製におけるTechnical Tips
PCR産物/プラスミド精製の原理や精製キットの利点
TA-クローニング法の利点 など
このような方にお勧め・・・
* これからシークエンス解析を行う方
* シークエンスサンプル調製において、不都合を感じている方
演者: プロメガ株式会社統合システム部 森 宏
当日は技術セミナーと平行してプロメガ社製全自動ゲノムDNA抽出装置の実演デモも行います。
「前処理不要のゲノム精製:Maxwell
16 〜酵素消化・破砕操作は必要ありません〜」
プロメガ社製Maxwell
16は磁性粒子を用いたDNA精製技術と新規なプランジャーアクションを組み合わせた新しい全自動核酸抽出装置です。マウス尻尾や血液、グラム陰性菌まで前処理なしでゲノム精製可能です。操作は簡単、試薬が充填されたカートリッジにサンプルを入れ、装置にセット、スイッチを押し、後は30-40分待つだけです。同時に16検体まで処理可能です。今回は、Maxwell 16の実機を展示し、実演デモンストレーションを予定しております。ご興味のある方でサンプルをお持ちいただければ、全自動のゲノムDNA抽出を実際にお試しいただくことができます。(後日でも可能です。) またRNA、Proteinの精製にも使用できます。