東京大学大学院・新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻・統合生命科学分野 松永研究室

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PIメッセージ

2013年に必要な「突破力」と「意志力」

昨日、松永研の忘年会が終了した。
忘年会恒例の今年良かったことと、来年の抱負を述べてもらった。
自分の幸福を再認識し、来年の目標を定めることは一年の節目で重要なことである。

来年の目標として、論文出版を掲げたメンバーが多かったことは嬉しい限りである。
「就職内定とともに、論文受理の内定も取りたい。」その意気込みで前進してほしい。

実際に松永研オリジナルな発見がいくつも生まれており、来年への期待を胸に年を越すことができ本当に幸せである。松永研メンバーに感謝したい。

来年はラボのメンバーも20名を超える。研究室発足から3年目を迎え、4年生から修士2年生までフルメンバーが揃うことになる。その中で、世界に研究成果を発信し続けるために大切なことは何か?

新年の松永研には二つの力が必要である。「突破力」と「意志力」。

松永研メンバーは、情熱を注ぎ込んで研究を日々前に進めている。
しかし、論文出版のためには、いくつものハードルが待ち受ける。それをどう突破していくか?時間がなかった、予想外だった、失敗してしまった、他のことで忙しかった。
理由付けは後からいくらでもできる。ハードルを越えられなかった理由なんていらいない。理由を考える前に、突破力を発揮して、次にどうするか?全身全霊で考えて、突き進んで欲しい。

突き進むためには、強靱な意志力が必要だろう。意志力を持てば、寸暇を惜しんだ情報収集と綿密な実験計画のもと、再現性と統計的有意差に裏打ちされた揺るぎないデータの取得ができるはずだ。

幸運は汗への配当である。汗をかけばかくほど、幸運を手にすることができる。
レイ・クロック

成果をあげる人の共通点は、行うべきことを行っているだけである。
ピーター・ドラッカー

来年も松永研メンバーと共に全力で目標に向かって走り続けたい。

2012年12月27日 松永PI記













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