東京大学 マイクロ・ナノ多機能デバイス連携研究機構 北森グループ

拡張ナノ流体工学

ガラス基板上に作製した10-1000nmスケールの空間を拡張ナノ空間と名付け、 つくる、ながす、はかるといった基盤技術を確立して新しい流体工学や化学の分野を開拓してきました。 拡張ナノ空間の体積はフェムトリットルからアトリットルにおよび、細胞1個(約10ピコリットル)と比較しても一万分の一以上に小さい空間です。 また、拡張ナノ空間内に閉じ込めた水が高粘度、高プロトン移動度、低誘電率といった様々な特異物性を有することも発見してきました。 これら拡張ナノ空間の特性を活用したバイオデバイスやエネルギーデバイスの開発に取り組んでいます。 詳細は以下のリンクからご覧ください。

基盤技術

ナノ加工技術

拡張ナノ流路
ガラス低温接合

ナノ流体制御技術

圧力駆動流体制御
拡張ナノ二相流
拡張ナノラプラスバルブ
拡張ナノ変形バルブ

ナノ表面制御技術

親水/疎水修飾
生体分子固定化
近接場光パターニング

検出定量技術

基礎科学

拡張ナノ溶液化学

溶液構造化学
溶液物性化学
溶液反応科学
物質移動論

拡張ナノ流体科学

分子流体力学

応用

分析化学

単一細胞分析
単一分子免疫分析
拡張ナノクロマトグラフィー
拡張ナノローリングサークル増幅(RCA)

その他

燃料電池
ヒートパイプ