研究室紹介
生物環境情報工学研究室は、画像情報を中心に、情報工学の手法を駆使して、生物環境情報、即ち、「細胞レベルから植物個体や群落のレベル、さらに、生態系や生物圏などの地域・地球環境のレベルまでの情報」を幅広く対象とする研究を行っています。
当研究室の目標は、これらの様々なレベルの情報をセンシングし、解析することにより、生物と環境との関係を解明していくことです。
そして、得られた知見を利用して、現実的問題に対する総合的な解決法を社会に提案していきたいと考えています。
具体的には、バイオセンシングやリモートセンシングを駆使した細胞レベルルから地球環境までのセンシング、その情報を利用した生体機能や生物圏機能の解明とモデリング、 そして、バイオテクノロジーや植物工場、精密農業といった食糧生産と食の安全分野への応用、さらに、温暖化や砂漠化、酸性降下物、生物多様性といった地球環境問題の解決への貢献をめざしています。