応用免疫学研究室では、原虫(原生動物)が起こす感染症(原虫病)について免疫学的アプローチから様々な研究を行っています。研究対象としている主な原虫病はリーシュマニア症です。遺伝子、分子、細胞の解析にとどまらず、感染動物、患者さらにこれら原虫病の伝播が起きている現場(フィールド)も視野に入れて研究を行うことを基本姿勢としており、国際共同研究も多く行っています。
News & Topics
- 2024.11.06
リーシュマニア原虫がもつ免疫修飾能力とその応用性について総説にまとめて、Parasitology Internationalに報告しました。 - 2024.09.02
B細胞系がんにおけるBAFFシグナルの役割とそれを標的とした薬剤開発について総説にまとめて、International Journal of Clinical Oncologyに報告しました。 - 2024.08.04
日本におけるトリパノソーマ・リーシュマニア研究の状況について、Parasitology Internationalに報告しました。 - 2024.03.13
特任教授(短時間)を公募します終了しました。 - 2024.03.07
内臓型リーシュマニア症の病態関連因子BAFFを脾臓で産生する細胞の同定について、Pathogensに報告しました。 - 2024.01.31
リーシュマニア原虫感染マクロファージで発現上昇するATP6V0D2が赤血球貪食に果たす役割について、Frontiers in Cellular and Infection Microbiologyに報告しました。 - 2024.01.12
特任専門職員(短時間)を公募します終了しました。 - 2023.10.13
マクロファージに寄生したリーシュマニア原虫による鉄の確保と利用について総説にまとめて、The Journal of Biochemistryに報告しました。 - 2023.06.01
三條場千寿が応用免疫学研究室の准教授に昇任しました。 - 2023.05.13
特任准教授(短時間)を公募します終了しました。 - 2023.05.13
特任准教授(短時間)を公募します終了しました。 - 2023.05.13
学術専門職員を公募します終了しました。 - 2023.04.13
リーシュマニア原虫に感染したマクロファージにおけるSIRPαの切断亢進について、Pathogensに報告しました。 - 2023.03.09
新奇認知症予防薬としての経口投与LPSの可能性について総説にまとめて、Frontiers in Immunologyに報告しました。 - 2023.03.07
骨髄のB細胞発育においてBAFFがCXCR5の発現を制御することをBiochemistry and Biophysics Reportsに報告しました。 - 2023.02.03
リーシュマニア症においてマクロファージが病態形成に果たす役割を総説にまとめて、Parasitology Internationalに報告しました。 - 2023.01.20
特任研究員を公募します終了しました。 - 2023.01.20
学術専門職員を公募します終了しました。 - 2022.11.28
科研費・学術変革領域研究(B)「パラサイトミメティクス:寄生虫が持つ高度機能因子の同定とその利用」領域HPが立ち上がりました。 - 2022.11.01
棚橋先生が筑波大学に異動しました。 - 2022.10.26
学術専門職員を募集します終了しました。 - 2022.09.25
西表島で発見した新種のサシチョウバエについてMedical Entomology and Zoologyに報告しました。 - 2022.09.23
リーシュマニア原虫感染によるマクロファージの多核化にATP6V0D2が関与することについてFrontiers in Cellular and Infection Microbiologyに報告しました。 [日本語解説] - 2022.08.29
野生のイエネコとクマネズミにおける抗トキソプラズマ抗体保有状況から明らかにしたトキソプラズマ原虫の分布に関わる環境要因についてInternational Journal for Parasitology: Parasites and Wildlifeに報告しました。 [日本語解説] - 2022.04.01
後藤康之が応用免疫学研究室の教授に昇任しました。 - 2022.03.25
バングラデシュのサシチョウバエにおけるデルタメトリン抵抗性関連遺伝子変異についてJournal of Vector Borne Diseasesに報告しました。 - 2022.03.22
寄生虫がもつ免疫修飾因子とその有効利用に関する総説を、Frontiers in Immunologyに報告しました。 - 2021.12.25
室内残留性噴霧がサシチョウバエのピレスロイド抵抗性遺伝子頻度に与える影響について、Medical Entomology and Zoologyに報告しました。 - 2021.10.20
内臓型リーシュマニア症における肝腫の病態形成機序について、Pathogensに報告しました。 - 2021.09.27
皮膚リーシュマニア症に関するウェビナーでの講演内容が「臨床評価」誌上にて紹介されました。 - 2021.09.15
顧みられない熱帯病(NTDs)における自然免疫応答の役割に関して、Frontiers in Immunology誌で特集企画を組み、NTDs・感染免疫分野の研究者らによる14報の論文集をまとめました。 - 2021.05.20
トルコにおける顧みられない熱帯病、特に節足動物媒介性感染症制御に向けたワンヘルス的展開に対する地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)について、AMEDよりプレスリリースが出されました。 - 2021.03.19
トキソプラズマ症対策へのワンヘルスアプローチに関する総説を衛生動物にて報告しました。 - 2021.03.06
皮膚型リーシュマニア症の輸入症例をTropical Medicine and Healthにて報告しました。 - 2020.12.30
徳之島のノラネコにおける抗トキソプラズマ抗体陽性率について、Journal of Veterinary Medical Scienceにて報告しました。 - 2020.05.21
Leishmania tarentolaeのゲノム解読結果について、Microbiology Resource Announcementsにて報告しました。 - 2020.03.31
松本先生が退職されました。長い間お疲れ様でした。 - 2020.01.21
リーシュマニア原虫感染時の病態形成におけるMRP14の関与についての論文がPLOS NTDsに掲載されました。 - 2019.11.18
内臓型リーシュマニア症における血球貪食に関する論文の第2弾がPLOS NTDsに掲載されました。 [日本語解説] - 2019.10.15
リーシュマニア原虫感染時の抗体産生におけるBAFFの役割に関する論文がParasitology Internationalに掲載されました。 - 2019.07.29
西大和学園中学校生が大学見学に来ました。 - 2019.03.25
エンドペルオキシドN-251がVLの経口治療薬として有望であることをPLOS NTDsで報告しました。 - 2018.12.13
内臓型リーシュマニア症の合併症を予防する免疫療法の開発に対する研究助成について、助成元のGHITよりプレスリリースが出されました。 - 2018.11.09
白陵高等学校生が研究室見学に来ました。 - 2018.07.27
バングラデシュにおける内臓型リーシュマニア症の臨床学的特徴と血液学的パラメータについてMymensingh Medical Journalにて報告しました。 - 2018.06.14
マラリア肝障害におけるMRP14の役割に関する論文がPLOS ONEに掲載されました。 [日本語解説] - 2018.06.06
古川学園高等学校生が研究室見学に来ました。 - 2018.03.22
皮膚型リーシュマニア症の輸入症例をThe Journal of Dermatologyにて報告しました。 - 2017.12.15
MRP14-KO BALB/cマウスにおけるLPS誘導性ショックへの応答に関する論文がImmunology Lettersに掲載されました。 - 2017.10.14
東京都におけるニホンサシチョウバエの初記録に関する論文がMedical Entomology and Zoologyに掲載されました。 - 2017.06.03
内臓型リーシュマニア症の病態形成におけるBAFFの役割に関する論文がBBRCに掲載されました。 - 2017.02.07
内臓型リーシュマニア症における貧血の総説が出版元のSpringerからHighlight Articleとして紹介されました。 - 2016.11.07
内臓型リーシュマニア症における貧血に関する総説がParasitology Researchに掲載されました。 - 2016.03.04
内臓型リーシュマニア症における血球貪食に関する論文がPLOS NTDsに掲載されました。