保立・山下・何研究室は、光ファイバセンシングシステムを専門分野とする保立・何研究室と、光ファイバ、光ファイバレーザなどの基盤デバイスを専門分野とする山下研究室とが一体となった合同研究室です。
光通信が急速に普及した今日、光ファイバの知名度も上がってきたことと思います。しかし、光ファイバで一体何ができるのかは、あまり知られていません。光通信において、光ファイバは光通信を行う伝送路としての役割を果たしています。 しかし、光ファイバの用途はそれだけではありません。飛行機の方位計測にも光ファイバが使われています。光ファイバで建築物の健康診断ができるようになります。光ファイバでレーザを作ることができます。このように、保立・山下・何研究室では光ファイバを中心とした光技術の研究を行っています。
保立・何研究室では干渉・散乱・回折・偏波といった光の特性を利用して計測、センシングを行うことを研究しています。
山下研究室では光の非線形性や特定の波長の光を用いたレーザなどのデバイスの研究を行っています。


各個人が自分のテーマを持ち、日々の研究、論文作成などを行っています。それに平行して、以下のような研究室全体での活動も行っています。
2〜3人の研究室メンバーによる研究の報告、および全員を含めたディスカッションの場です。保立・何研と山下研それぞれの個別セミナーも同様に週1回程度行っています。 必要な専門知識を深め合ったり、新たな課題や、問題解決のための新しい提案を出していく場でもあります。
国内外で定期的に開催される、光電子工学、特に光ファイバセンサーや光通信工学に関連した学会へ積極的に参加しています。学会への参加資格は博士、修士、学部生など関係なく、研究活動を通して成果が得られれば参加するチャンスがあります。
保立・山下・何研究室には多くの留学生がいます。それは当研究室の研究が、世界の中でも最先端の研究であることを物語っています。国際競争力ある大学作りを目的とした21世紀COE(Center Of Excellence)プログラム、グローバルCOEプログラムの事業拠点にも選ばれており、グローバルCOEや科学研究費補助金の予算を用いて、多種多様な先進的研究を行っています。また、海外の大学と共同で展開している研究も多くあります。


研究室の所在地は本郷キャンパス工学部新2号館の12階で、窓からは本郷キャンパスやそれをとりまく都心の景色を一望することができます。 この12階フロアで保立・何研究室、山下研究室がそれぞれの学生居室、実験室を持っており(一部共用しています)、各個人は実験や自習を行うための充分なスペースを与えられています。


各研究室間の学生同士の交流も盛んで、毎週木曜に行われる研究室ミーティングでは研究に対する意見交換が行われています。 一方で、電気系研究室対抗のスポーツ大会では、息の合ったプレーで優勝を勝ち取るなど、研究以外の面でも協力して物事に当たっていく特色があります。 毎年夏には3研究室合同で研究室旅行に出かけ、バーベキューなどを通じて学生同士だけではなく、各先生方とも楽しい思い出作りを行っています。季節や研究の節目には飲み会も行われ、円滑なコミュニケーションがなされるのに一役買っています。

