研究・教育活動

地域ケアシステムの整備

(1) 退院支援
入院期間の短縮、在宅ケアの推進に伴い、ケアを要する状況で早期に退院する患者が増加する中、退院支援の重要性は増大している。診療報酬でも退院支援部署の設置、ハイリスク者の早期スクリーニングやカンファレンスの実施が評価されるようになっている。
一方、患者の状態に応じた退院支援方策の標準化、病院特性に応じた退院支援体制のあり方、院内外の様々な機関・部門・職種間の連携体制構築や意識向上に向けた働きかけ等、課題も山積している。
当教室では、退院支援実施者の能力や退院支援の効果の測定尺度開発、病院への退院支援システム導入の効果測定、支援方策の標準化に向けた支援内容の分析等を行なっている。


(2)機関・職種間連携
地域医療・高齢者保健活動において、在宅ケアサービス機関・サービス提供職種間の連携を強化することは、国際的に重要な課題である。当教室では、在宅ケアにかかわるサービス機関が果たす昨日や機関・職種間の連携状況を客観的に評価し、その具体的な改善方法を提案することを目的に研究を行なっている。
具体的な研究事業としては、地域医療サービスの連携状況を評価する尺度の開発、サービス提供が受給者や地域の指標に与える影響の評価等を行なっている。また、サービス提供者・事業体の効率化を目標に、訪問看護師の職場環境・システムの改善のための研究も行なっている。