東京大学医学部地域看護学教室、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻地域看護学分野 24時間在宅ケアシステム
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24時間ケアとは?
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どうして
必要なのですか?
どんな効果が
ありますか?
必要な人をどのように
見つけたらよいですか?
実際に実施している
所はありますか?
実施する時には、
どんなことに気を
つければよいですか?
どうして必要なのですか?
24時間在宅ケアシステムとは
在宅療養している高齢者・障害者に対して、本人や家族が安心して暮らせるように、24時間365日の生活を考慮したケアプランを作成し、必要なケアを、必要な日の、必要な時間帯に、専門職が計画的に、継続的に提供するシステムです。また、必要に応じて、臨時対応(訪問)できる体制を整えることが必要です。
必要とされている社会背景
(1)在宅療養者の重度化、家族の介護力の低下
医療費の高騰に伴い、病院では在院日数の短縮、早期退院がますます求められるようになりました。このため、退院後にも病状が重かったり、在宅で医療処置が必要な方も多くなりました。一方で、核家族、特に高齢者の一人暮らし、高齢夫婦世帯が増え、必要な医療処置や看護・介護が行えず、そのために病状が悪化したり再入院が必要な方々が増えています。  

更に、「畳の上で死にたい」など、慣れ親しんだ家で、家族に看取られる事を希望する方も多くなり、在宅でのターミナルケアの必要性が高まっています。

このような場合には、夜間早朝にも訪問して看護・介護を行うことが求められています。このため、24時間在宅ケアシステムが必要になってきています。
(2)「在宅で365日、24時間の安心を提供する」
在宅療養のニーズは高まっています。「2015年の高齢者介護」(厚生労働省、高齢者介護研究会)の中では、「在宅で365日、24時間の安心を提供する」事の必要性が明示されました。24時間365日の安心を得るためには、介護だけでなく、心身の調和を保ち、状態の悪化を防ぐために、看護や医療の関わりが必要になります。
(3)住み慣れた自宅で暮らことによるQOLの向上
24時間在宅ケアシステムで、家族介護者に過度の負担をかけることなく在宅療養を続けることができれば、療養者のQOLが向上します。
(4)コストの削減
在宅療養は施設療養と比べて低コストであるため、要介護度が軽度〜中等度の方は、できるだけ在宅で療養を続けられることが、社会全体にとってもコストの削減につながります。
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