センター長挨拶
 東京大学生物生産工学研究センター(Biotechnology Research Center: BRC)が、10年間の使命を果たした同名のセンターのあとを受けて、2003年4月より拡大改組する形で新たに発足してから既に5年が経過しました。2007年度はその5年目という節目に当たる年度として、「この5年間を振り返り、将来の本センターのあり方を探る」という極めて重要な意味を持つ年度であるという認識は、センター長以下全スタッフに共通したものであります。そこで本年度は、発足以来毎年主催していた公開シンポジウムをさらに拡大、充実させた国際シンポジウム「Frontier of Microbial and Plant Biotechnology in Environmental and Life Sciences」を主催いたしました。
 この国際シンポジウムは、東京大学創立130周年記念行事の一環として、2007年12月5日、6日の二日間にわたって開催されました。本シンポジウムでは、小宮山弘東大総長および別府輝彦東大名誉教授のKeynote Lectureに始まり、海外招待者7名とBRCの教員5名を含む21名の研究者による講演が行なわれました。さらにそれに続き、2007年12月8日には東京工業大学名誉教授大島泰郎博士を委員長とする日本人研究者3名、外国人研究者4名による外部評価を受けました。国際シンポジウムの要旨集、および外部評価報告書は別に公開されておりますので、是非そちらもご一読いただけたらと思います。
 本センターの使命は、現在地球レベルで最大の問題となっている生物資源、食料、環境問題をバイオテクノロジーの活用によって解決することであり、その使命は近年特に重要性を増しています。新規発足以来5年という節目を機会に、関係者一堂一丸となって今後益々人々の豊かな生活のために貢献できるような活動を行なえるよう、新たな体勢を確立していきたいと考えております。関係各位のご理解、さらには叱咤激励をお願い申し上げます。

東京大学生物生産工学センター長
五十嵐 泰夫
〒113-8657
東京都文京区弥生1-1-1
東京大学生物生産工学研究センター
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