AIKOM Logo AIKOM
目次
短期交換留学制度 (アイコム) とは?
アイコムへのメッセージ
協定校
応募資格
授業について
宿舎等
駒場キャンパスについて
教養学部後期課程について
駒場インターナショナルオフィス/留学生相談室
先輩たちからのメッセージ
駒場からの派遣について

English

アイコムへのメッセージ


Makoto ASASHIMA
 私はこれまでAIKOMに深く関わってきました。1995年秋にAIKOMが出発する以前はその創設のための準備作業に参加していましたし、翌1996年4月からは、高田康成教授(AIKOMの生みの親ともいってよい方です)の後を受けて、第2代目のAIKOM責任者となりました。責任者をつとめた2年半、私は数々の貴重な経験を積みましたし、その間に諸外国から受け入れた学生たち、駒場から送り出した学生たちの双方について、多くの忘れられない記憶をもっています。  その当時を思い出す時、必ずといっていいほど浮かんでくる名前が、インドネシアから来ていたアグス・ムリアワンという学生の名前です。アグスの留学期間も終わりに近づいていたある日、私は彼と駒場キャンパスのすぐ側の食堂で昼食をとりました。その時、彼は活動的なジャーナリストになりたいという希望を熱心に語りました。そして実際、インドネシアに帰ってから、彼はジャーナリストになり、激しく揺れ動いていたインドネシアの状況を世界に知らせる活動を始めたのです。悲しいことに、彼のそうした活躍は、1999年9月、東ティモールで彼が殺されてしまうという事態につながりました。朝、テレビで衛星放送のニュースを見ている内に、東ティモールで殺害された若いインドネシア人ジャーナリストとして彼の名前を眼にした時のショックは、今でもはっきりと覚えています。

 AIKOMについての学部長挨拶文で、こうした個人的追憶を語るのは場違いかもしれません。しかし、アグスについての思い出に触れることによって私が強調したいのは、このAIKOMが魅力的なプログラムであり、アグスのようなすばらしい学生をひきつけてきたという点です。そうしたAIKOMがさらに発展し、外国から来た学生と日本の学生とが自由に交わることのできる知的な場をさらにひろげていくことを願っています。

Youichi KIBATA
東京大学 教養学部名誉教授 木畑 洋一


Copyright (C) 2002  THE UNIVERSITY OF TOKYO, KOMABA, All Rights Reserved