表紙は5月27日に開催されたシンポジウム「私はどのような大学時代を送ったか」の講師の先生方のスナップ写真です。講師のお一人、工学部の新井民夫先生にご寄稿をお願いしました。新井先生は駒場から本郷に進学した3年生の5月、今から37年前のことですが、入学時から考えていた世界旅行に飛び立ちました。1日3ドルのヒッチハイク旅行です。この旅で新井青年は何を感じ取ったのでしょう。ぜひ先生の文章を読んでください。ぼくは先生の文章を読みながら、小田実(1957年文学部卒)の旅行記『何でも見てやろう』をなつかしく思い出しました。(里見大作)


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