駒場キャンパスには教養学部・大学院総合文化研究科と並んで大学院数理科学研究科がある。他の大学院研究科が学部の真上にあるのに対して、学部からは独立した研究科で、理学部数学科、教養学部数学教室等を母胎として、本学の大学院重点化の動きの中では理系の先頭を切って1992年度に発足した。ここには研究会や国際会議、学会などが開けるように写真に示したホールのような立派な大講義室がある。そこには大きな黒板があり、また、明かり採りも天井から自然光を採り込むようになっており、座席の配列も同心円状になっていて、それらが特徴的な外形ともなっている。

 6月2日(水)〜4日(金)にかけて「21世紀を担う君たちへ」と題した進学情報センター主催のシンポジウムがこの大講義室で開催される(本センターニュースの6ページ参照)。全ての学部から推薦された、本学に深い関わりのある著名な先生方から意義深いメッセージをいただくことになっている。この大講義室に入れるまたとない機会でもある。奮って参加して欲しい。


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