工事中の写真は理系研究棟16号館後期棟の現在建築中のところを写したものである。これが完成すると隣に接続して建っている15号棟と併せて駒場キャンパスの数理関係以外の理系の大多数の教官がここに研究室を持つことになり、後期課程理科系三学科、大学院総合文化研究科広域科学系の教育研究の中心の建物となる。写真の在館者プレートは16号館前期棟の教官研究室に対するものであるが、完成後はこの倍位のものになるであろう。理系研究棟は先端的な研究のための設備が整えられている。例えば16号館前期棟の地下には低温サブセンターがあり、液体ヘリウムを常時供給できるヘリウム液化機がある。その他、この研究棟はいろいろな研究設備が整えられている。積極的に先生を訪ねて活発に行われている研究の現場を見聞きし雰囲気に触れることは後期課程への進路選択にもきっと役立つことであろう。


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