進学情報センターは正門正面の時計台の建物、１号館の２階という教養学部の「顔」の場所にある。　実際、ここは、前期課程の学生諸君を専門の後期課程に送り出すための情報基地として、また専門の学部・学科と前期過程教育のパイプ役として、教養学部の要の役を担っている。このような点からも教養学部の「顔」の役割を果たしている。

　いま東京大学は大学院重点化のために大きな変革の時期のまっただ中にある。これに伴って、学部、学科の教育体制も随所で改革されつつある。そして、すでに前期課程においては、カリキュラムを始め、進学振り分け方法などに大幅な改革がなされ、新制度に移行した。このような事態はまだ進行中であり、これに対して進学情報センターは鋭意的確な情報の収集を心がけている。