バフワーン文庫について

東京大学中東地域研究センター(UTCMES)附属「ムハンマド・サウード・バフワーン中東研究文庫」は、オマーンの実業家ムハンマド・サウード・バフワーン氏の寄附によって、2017年より開室準備が着手され、2018年5月に正式に開室されました。前期課程の学生が多く所属する駒場キャンパス初の本格的な中東研究向けの図書室ということで、「若手の研究者にも利用しやすい図書室」をこころがけて、整備を進めて参りました。文庫には、選書や登録作業、貸し出しの受付を担当する特任研究員が所属しています。

購入ならびに寄贈によりバフワーン文庫が所蔵する本は、アラビア語資料、ペルシア語資料、トルコ語資料、欧米言語資料、和書などの原著、翻訳書、研究図書をあわせて2500冊を超えました。寄附者のバフワーン氏の意向を汲み、「誰にでも開かれた図書室」として、様々な方に利用していただける充実した空間の構築を目指しております。

倉澤理(バフワーン文庫・特任研究員)

バフワーン文庫から利用者の皆さまへ
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