!!!2023年 夏学期 第3回 物性セミナー !!講師 吉岡 信行 氏(東大工学系研究科) !!題目 量子計算機における現在と近未来 !!日時 2023年 6月 16日(金) 午後4時50分 !!場所 16号館 827室およびオンライン オンラインで参加される方へ: ・オンライン参加の方へ:物性セミナーMLに登録されている方は、セミナー案内メールでZoomアドレスを通知します。登録のない方は、以下で予め登録をお願いします。(自動的に物性セミナーMLへ登録されます。) 登録フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdT67ZsTDiKsvutP59tY4tOUlx4WTInMKkTQIGWLqYCrPAQKA/viewform !アブストラクト 量子計算機とは、量子力学的な原理に基づいて計算を実行する装置である。特に、誤り耐性を備えた量子計算機は、素因数分解や機械学習などさまざまなタスクを高速化することが知られ、学術的にも産業的にも大きな関心を集めている。ただし、誤り耐性符号の実験的実現が進められているものの、上記のタスクの実装には数十万から数百万個の物理量子ビットが必要であることが知られている。そのため、これまでは誤り耐性のないNISQデバイスによる研究が中心に進められてきた。 本講演では、NISQデバイスを用いた主要な研究を紹介するとともに、その限界を議論し、誤り耐性量子計算が可能となる近未来における位置付けを予想する。 !宣伝用ビラ {{ref KMB20230616.pdf}} !物性セミナーのページ http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/KMBseminar/wiki.cgi/BusseiSeminar