トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

物性セミナー/2017-8-4

2017年 夏学期 第6回 物性セミナー

 講師 奥村剛氏 ( お茶の水女子大学 )

 題目 印象派物理学でさまざまな物理現象に挑む ーしずく・あわ・砂時計・クモの巣から切り紙までー

 日時 2017年 8月 4日(金) 午後4時50分

 場所 16号館 119

アブストラクト

非常に複雑な式もある極限ではシンプルなべき乗則になることが多い。そのようなシンプルなスケーリング則がひとたびある現象に対して確立されれば、その現象に対する明快な物理的描像が容易に得られることもしばしばである。さらに、このようなシンプルな式は、応用研究や製品開発・製品管理においても指導原理として有益になる可能性も高い。また、シンプルな式は、厳密には、ある極限状態でしか成立しないが、実用的には広く使える場合もある。我々は、これらのことに着目し、さまざまな身近でありながら工業的応用にも関係しそうな問題を取り上げ、研究を進めてきた。本セミナーでは、そのような研究の数々のサクセスストーリーについて紹介することで、物理学における印象派主義ともいえるこのような方法の普遍性と可能性を示す。

宣伝用ビラ

KMB20170804.pdf(331)

物性セミナーのページ

http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/KMBseminar/wiki.cgi/BusseiSeminar

[ページのアクセス数: 0282072]

最終更新時間:2017年07月14日 00時22分04秒