2012年 夏学期 第3回 物性セミナー
講師 佐藤昌利 氏(東京大学物性研究所)
題目 トポロジカル超伝導体とその周辺
日時 2012年5月25日(金) 午後4時30分
場所 16号館 827
アブストラクト
異方的超伝導体の表面には、しばしばアンドレーエフ束縛状態と呼ばれる表面状態があらわれる。最近、このアンドレーエフ束縛状態と量子ホール状態に現れるエッジ状態との類似性が指摘され、この観点に注目した超伝導体(トポロジカル超伝導体)の研究が進んできている。
本セミナーでは、トポロジカル超伝導体の特徴的な励起であるマヨラナフェルミオンについて説明した後、最近、我々がおこなったトポロジカル絶縁体起源の超伝導体の表面状態に関する研究について報告をする。
[1] A. Yamakage, K. Yada, M. Sato, Y. Tanaka, arXiv:1112.5036 to appear inPhys. Rev. B.
宣伝用ビラ
KMB20120525.pdf(469)
物性セミナーのページ
http://huku.c.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/FSwiki/wiki.cgi/BusseiSeminar
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最終更新時間:2012年05月16日 00時18分17秒