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当研究室では、「我々動物がどのようにして高度な恒常性維持機構や学習機構を持ちうるのか」の解明を目指し、遺伝子操作、細胞や組織の蛍光顕微鏡や電子顕微鏡による解析、などを用いて研究を行っています。
我々が日々生きていく上で、身体の中では細胞の内外で絶えず様々な分子反応が起こっています。これらの分子反応の集合により、環境の変化への適応、外界からの刺激への応答、新しい情報の学習、など我々の動物としての非常に多くの機能が発揮されています。しかしながら、実際にどのような分子反応が、どこでいつどのように起きているのか、まだまだ多くが不明なままです。その結果として、世の中には多くの神経疾患を始めとした様々な疾患の治療法が未だに見つかっていません。
そこで我々は
(1)神経回路の形成過程と機能制御のメカニズム
(2)哺乳類細胞のオルガネラ間相互作用のメカニズム
を中心テーマとして、分子反応による細胞機能や組織の働きの制御機構の解明を日々行なっています。

修士課程、博士課程から当研究室に参加することを希望される方(大学院受験希望の方)はこちらのアドレスまでコンタクト下さい。
東京大学大学院工学系研究科・化学生命工学専攻あるいはバイオエンジニアリング専攻から学生さんを受け入れています。