生体分子に元来備わっていない新たな機能開拓を目指した。ATPに応答して内部にタンパク質を取り込むことが可能な“分子シャペロン”に半導体ナノ粒子を取り込ませ、安定化することに成功。ATPによる放出制御も実現した。
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Chaperonin–mediated Stabilization and ATP–triggered Release of Semiconductor Nanoparticles.
Daisuke Ishii, Kazushi Kinbara, Yasuhiro Ishida, Noriyuki Ishii, Mina Okochi, Masafumi Yohda, and Takuzo Aida
Nature 2003, 423, 628–632.
分子シャペロンによる半導体ナノ粒子のトラップとATPによる放出制御