日本語

     田代朋子氏(フジフィルム): フジフィルム化粧品のCMに登場

2009

     岸村顕広博士(東京大学): 日本化学会 若い世代の講演会講演賞

 「ポリイオンコンプレックスの精緻な構造・物性制御とその動的挙動の解明」

     岸村顕広博士(東京大学):ポリマー材料フォーラム 優秀講演賞

「サイズの制御されたポリイオンコンプレックス型中空粒子Nano-PICsomeの設計と生体材料への応用」

     藤ヶ谷剛彦博士(九州大学):ポリマー材料フォーラム 優秀講演賞

   「ポリベンズイミダゾール・カーボンナノチューブ複合体からなる新規燃料電池触媒の開発」

2010

      竹内大介博士(東京工業大学): 高分子学会 Wiley賞

   「後期遷移金属の反応特性を活かした精密高分子合成」

 今回の受賞理由は,「後期遷移金属の反応特性を活かした精密高分子合成」というテーマで、ニッケル パラジウムなどの後期遷移金属錯体触媒による新オレフィンモノマーの重合,ジエンの環化や異性化などの多段階反応を含む重合の研究を行い,各種の新規性の高い重合反応を開発するとともに,複雑な重合反応の精密制御に成功し,従来にない構造や機能を有するポリマーを創製したことによるものです。

     山本洋平博士(筑波大学):平成26年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞

「 優れた光電子機能を示す分子集合体材料の創成に関する研究」

 有機デバイスにおいて優れた素子特性を得るためには、ナノメートルスケールでの分子の精緻な配列制御が求められる。しかしながら、分子を望みの形に配列することは容易ではない。氏は、分子集合体の特徴である「分子レベルでの精緻な構造デザイン性」に着目し、自己組織化により様々な機能・物性をナノ構造体中に作り込むという研究を展開した。さらに、作製したナノ構造体をさらに高次の階層に集積化することで、ナノ構造体中の物性を巨視的なレベルで発現させる手法を開拓した。超分子材料を様々な視点から捉え、分子集合体からなる新しい電子・光機能材料を実現した。本研究成果は、今後の有機エレクトロニクス・フォトニクスにおいて、分子を理想的な状態に配置・配列させるための重要な設計指針になると期待される。

     Dr. Woo-Dong JANG (Yonsei University) received Shim SangChul Award 2014

Division of Organic Chemistry, Korean Chemical Society

"Photosensitizing Hollow Nanocapsules for Combination Cancer Therapy"

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活躍中の相田研卒業生たち

2018     

     甲斐洋行博士 (東北大学):平成30年度 花王科学奨励賞

「親水性の階層的パターニングによる汗収集フィルムの開発」

     村岡貴博博士(東京工業大学):平成28年度 文部科学大臣表彰若手科学者賞

「生体から着想した刺激応答性機能性分子開発に関する研究」

 タンパク質をはじめとする生体分子は、様々な高度な機能を有する。そうした生体分子を部分修飾し、機能改変を実現した事例は多い一方、生体分子から着想し、その模倣・操作を指向し機能性分子を非天然骨格を用いて構築する例は未だ限られ、挑戦的である。氏は、刺激に応答し機械的運動を行う生体分子機械や、物質透過を動的に制御する膜タンパク質などに着眼し、分子内・分子間での機械的動きの連動、さらには有機分子をリガンドとする可逆的膜物質透過に世界に先駆けて成功するなど、生体から着想した刺激応答性機能性分子開発に関し、独創的かつ先駆的な研究を幅広く行った。本研究成果は、生体分子同様の機能を合成分子で実現し疾患治療へと応用する分子技術へと発展すると共に、画期的な機能性分子材料開発へとつながると期待される。

2015

     山本洋平博士(筑波大学):高分子学会日立化成賞

「π共役高分子球体による発光性マイクロ共振器の開発」

     Dr. Vandana BHALLA (Guru Nanak Dev University) : Bronze Medal、インド化学会

     櫻井庸明博士(大阪大学):平成26年度 有機合成化学協会 三菱化学研究企画賞

「力学刺激に応答して電気伝導方向が変化する次世代スマートマテリアル

 を目指した半導体性高分子の合成」

     櫻井庸明博士(大阪大学):平成26年度 船井研究奨励賞

「絶縁体-半導体界面における電荷キャリア輸送特性の非接触評価技術の開発」

2014

     村岡貴博博士(東北大学):平成26年度日本化学会進歩賞

「生体模倣から着想した刺激応答性機能性分子の開発」

     小西克明博士(北海道大学):平成26年度日本化学会学術賞

「サブナノ領域にみられるクラスター化合物の特異な構造と機能特性」

2014

     村岡貴博博士(東北大学):第八回バイオ関連化学シンポジウム

「PEGの構造修飾によるタンパク質関連機能の展開」

     村岡貴博博士(東北大学):日本化学会第94春季年会優秀講演賞(学術)

「外部刺激応答性膜挿入分子の開発」

     山本拓矢博士(東京工業大学):東京工業大学 手島精一記念研究賞(藤野志郎賞)

「環状高分子の自己組織化による機能発現:トポロジー効果を利用した高機能材料の開発」

     佐藤弘志博士(京都大学):第8回 PCCP Prize

「刺激に応答する結晶性ミクロ孔による高選択的ガス分離」

2013

     藤ヶ谷剛彦博士(九州大学):飯島賞

「カーボンナノチューブで作製した高耐久性固体高分子形燃料電池電極触媒 」

     但馬敬介博士(理化学研究所):科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞

 「機能性高分子材料におけるナノ構造制御の研究」

 有機薄膜太陽電池の研究では、これまで物質を単純に混合した薄膜が用いられ、熱処理などの物理的な処理によって性能の向上を目指す研究が主流であった。氏は、薄膜中のナノ構造の制御にまで踏み込んだ高分子設計を行い、この分野における研究の新たな方向性を示した。例えば、分子量と構造を精密制御した半導体ブロック共重合体の自己組織化を用いて、有機薄膜太陽電池中のナノ構造を構築し、その性能を向上することに初めて成功した。また、有機材料の自発的な表面偏析現象を利用して、太陽電池中の界面での分子の配向構造を精密に制御するという新しい概念を提唱した。本研究成果は、機能性高分子材料の構造を制御するための新しい概念を提唱するものであり、特に半導体高分子を用いた有機電子デバイスの高性能化に大きく寄与するものと期待される。

     津田明彦博士(神戸大学):科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞

 「巨大π共役分子と機能性超分子集合体の研究」

 音は生命や物質と様々な関わりを持っているが、分子レベルにおいて音と物質の関わりはほとんど明らかになっていない。氏は、可聴音と分子の物理的な相互作用に着目し、可聴音を感じ取ることができるナノファイバーの開発に成功した。ポルフィリンなどのπ共役分子からなる超分子ナノファイバーの溶液に、人の声と同程度の周波数の可聴音を照射すると、ナノファイバーが音の進行方向に沿って整列するという極めてユニークな現象を発見した。また、自身が専門としてきたπ共役分子や超分子集合体の科学に、まったく異色な音響学を取り入れ、これまで知られていなかった様々な新現象を見出し、世界的に注目される研究成果を得た。本研究成果は、音に応答する分子機械の開発、食品科学、材料科学、医療への応用など、様々な分野に波及すると期待される。

     山本拓矢博士(東京工業大学):科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞

 「環状高分子の自己組織化を利用した新奇機能材料の研究」

 今回の受賞理由は、高分子のトポロジー(かたち)を材料設計の指針に取り入れ、従来の手法では不可能であった機能性の向上を達成したことによるものです。直鎖状の両親媒性ブロック共重合体を環状にすると、自己組織化により形成されるミセルの安定性が大幅に向上することを発見しました。この現象を応用し、環状と直鎖状高分子の混合による非常に簡便な手法で安定性の制御も成功しました。さらに、近年環境保護の観点から着目されているバイオマス由来のポリ乳酸材料の機能性向上を目指し、環状のステレオブロックポリ乳酸の合成を達成しました。

     山本拓矢博士(東京工業大学):日本化学会 若い世代の特別講演会講演賞

 「環状高分子の自己組織化による機能発現」

 今回の受賞理由は、環状高分子のかたちに由来する独特の特性を、自己組織化によって増幅し、材料の機能へと展開したことによるものです。環状の構造を有する高分子は、同一分子量・組成の直鎖状高分子とは異なった性質を示すことから近年注目を集めています。しかし、実際のところ、かたちの違いにより発現する物性差はわずかであり、材料分野の応用として展開するのは難しいと考えられていました。そこで、自己組織化という手法を用いて、環状のポリエチレンオキシド-ポリアクリル酸アルキル共重合体やポリ乳酸を分子集合体とすると、それらの構造安定性および融点が一般の直鎖状高分子の集合体と比較して顕著に異なることを示しました。

2011

     石井大輔博士 (花王株式会社、ビューティケア研究センター、ヘアビューティ研究所)

    第17回毛髪科学シンポジウム 最優秀講演賞(ドイツ)

     山本拓矢博士(東京工業大学):東工大挑戦的研究賞 学長特別賞

 「高分子の『かたち』に基づく機能材料開発:DDSに向けた高分子ミセルの創製」

 今回の受賞理由は、これまで学術的興味の範疇でしかないと考えられてきた高分子の『かたち』に由来する物性差異現象(トポロジー効果)を生体システムに着想得た自己組織化により増幅することで、ミセルの耐熱性・耐塩性を大幅に向上し、DDS薬物担体をはじめとする機能材料としての実用化に向けた研究が評価されたことによるものです。これは、高分子トポロジー科学と超分子化学の融合による新規複合分野の開拓に貢献すると期待されています。

     山本拓矢博士(東京工業大学): 高分子学会 高分子研究奨励賞

   「両親媒性ブロック共重合体の環状化を利用したミセルの熱安定性向上」

 今回の受賞理由は、親水部と疎水部をひとつの環の中に合わせ持つ両親媒性環状ブロック共重合体を従来の直鎖状高分子の代わりに用いることで、形成する高分子ミセルの熱安定性をおよそ50 °Cも向上したことによるものです。つまり、直鎖から環への『かたち』の変換によって、高分子の組成・化学構造や分子量を変えることなく、分子集合体としての熱安定性が大幅に上昇しました。さらに、直鎖状・環状高分子の混合比調整により、その広い範囲でのミセルの崩壊温度制御にも成功しました。

     岸村顕広博士(東京大学): 高分子学会 高分子研究奨励賞

   「水溶性ブロック共重合体を用いたポリイオンコンプレックス型ベシクルのデザインとその

      生体材料応用」

 今回の受賞理由は、ブロック共重合体から得られるポリイオンコンプレックス(PIC)を緻密に設計することで、PIC型ベシクル“PICsome”を世界に先駆けて開発し、その生体材料としての高機能化・物性制御に成功したことによります。特に、ポリエチレングリコール(PEG)とカチオン性、あるいはアニオン性ポリアミノ酸からなるブロック共重合体を用い、100–400 nmの範囲で所望の粒径の一枚膜型PICsomeを水中で簡便に得る手法を確立しました。また、架橋による機能制御の後、粒径が精密に制御されたPICsomeはマウス中で優れた長期血中循環能を有することを証明しました。

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2016

     Mr. Giulio Ragazzon (University of Bologna) :European Young Chemist Award


     細野暢彦博士 (東京大学):2019年度第69回 日本化学会進歩賞

「動的機能を有する多孔性錯体材料の設計と応用」

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2020

Dr. Seunghyun SIM starts an independent lab at the University of California, Irvine.

     Dr. Seunghyun Sim starts an independent lab in the Department of Chemistry at the University of California, Irvine.  Her research program bridges chemical principles across multiple length scales and tackles challenges at the interface of macromolecular chemistry, bioengineering, and materials science.  

     Dr. Sim is currently looking for prospective postdoctoral researchers with expertise in synthetic chemistry, 3D printing, or molecular biology. (Lab Website)


     矢野慧一博士 (清水建設株式会社)Reaxys PhD Prize 2020

「液晶中での超分子重合」


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     茂垣里奈博士:第37回井上研究奨励賞

「分子糊を用いた生体分子間相互作用の制御と生医学的応用」



     内田紀之博士 (東京農工大):第9回新化学技術研究奨励賞

「ほとんど水からなるフォトニック結晶を用いた高感度生体分子センサー」


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2021


     細野暢彦博士 (東京大学):令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞

「多孔性金属錯体による分子認識および分離技術に関する研究」


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活躍中の卒業生